

こんにちは!きもの道20年のみーるです^^
着物に興味をもって、いざMy着物を買うぞー!と思っても、
「はて、どんな着物を買ったら良いのだろう?」
と、なってしまいますよね。
せっかく買う着物、いろんな場面で活躍してくれるものを選びたいはず。
そこで今回は
”お着物初心者さんにおススメな着物と選ぶポイント”
をご紹介していきます!
特にこんな方におススメです^^
・自分で着るのに着やすい着物を知りたい
・あると便利な着物を知りたい
・初心者でも自信をもって着物を楽しみたい
ぜひ最後まで読んで、参考になさってくださいね^^
人気のトピック
何に気を付けて買うべき?
お着物を初めて自分で買う時に気を付けたい事を、いくつかピックアップしてみました!
サイズ感はあっているか
お着物の場合、お洋服と違って多少ズレがあっても着られます。
しかし、着物の着方に慣れていないと、大きすぎたり、逆に小さすぎたりすると、上手に着ることが難しくなってしまいます。
着ることに慣れるまでは、なるべくご自身の身長にあったサイズをお選び頂くことをおススメします。
目安としては、着物の身丈が、身長-5~+5㎝前後だと理想的です。
裄(袖の長さ)は、2㎝前後のズレくらいが良いでしょう。
素材感
着物を着るのに慣れていない時は
「滑りにくい生地」
の着物を選ぶと着やすいのでおススメです^^
例えば、紬やウール・木綿などは、ピタッと止まってくれ、ズルズルと落ちてこないので、着崩れもしにくいのです!
一方で、小紋や訪問着など、柔らかい生地で仕立てられた着物は、着ている段階で、裾が落っこちて来てしまうことも・・・
TPOによって異なりますが、普段着として最初の1枚に選ぶなら、最初にあげた滑りにくい着物を選ぶと良い練習にもなります^^
TPOはどうなのか
「わー!これ可愛い!!」
と思って買っても、格が高すぎて普段には着れないような着物や帯を選んでしまうと、せっかくのお着物の出番が減ってしまいますよね・・・
それを承知で購入するのなら良いのですが、普段に着たいと思って買ったお着物が、フォーマル用だった!!と、あとから知ったら悲しいと思います。
まずはどんな時に着る着物を買うのか、決めて選ぶことをおススメします!
着物や帯の格がよくわからないなぁ、、という場合は、お店の方に相談してみると良いですよ^^
シーン別、おススメの着物の種類

ん~、、どんな着物がいいかなぁ~。街を歩くときに着たいから、普段着でいいんだけど、でもちょっとおしゃれでカッコイイ感じがいいなぁ~。
あ、これはどうかな?
ひょっとこ君、それは結婚式で新郎さんが着るお着物よ!

先程の章でも少し触れましたが、着物を購入する時は、TPOに気を付けて購入することがポイントの1つとなります。
まずはどんなシーンで着る着物が欲しいのか、それを明確にしてから選ぶと、決めやすいですし、お店の方にも相談しやすいと思います!
ここでは、基本的なお着物の種類と、どういったシーンで着られる着物なのかを簡単にご紹介いたします^^
知り合いの結婚式やパーティなら訪問着

略式のフォーマルと言えば、訪問着や付け下げです。
第一礼装となると、未婚女性なら振袖、既婚女性なら留袖と言われていますが、パーティやおよばれの時は訪問着で基本OKです!
訪問着の中でも、柄付けや素材によって着れる場所は変わってきます。
例えば最近では紬の訪問着、というものがあります。
「え?紬って普段着なのに、訪問着ってどういうこと!?」
ってなりますよね。笑
訪問着の定義とは、柄の配置が重要なのです。
縫い目をまたいで、1枚の絵の様に柄が描かれていたら訪問着の部類になります。
なので、生地が紬で柄を訪問着の様につなげる事も可能という訳なのです。
しかし柄付けが訪問着であっても、紬は紬なので、正式なフォーマルの場面には好ましくないと言われています。
パーティやオシャレなレストランなどでお食事をする時のおしゃれ着として活用されると、お着物通な感じが出てとっても素敵です!
また、柄付けも豪華なものと、控えめなものがあります。
自信が主役となる場面では、思い切り華やかなものを選ばれてOKですが、
例えば、お茶席やお子さんの七五三のお祝いなど、主役の方が他にいらっしゃる場合は、控えめな柄付けのものを選ばれるのが無難でしょう。
おめかししてお出かけしたい時は小紋

さて、訪問着の次に格が高いと言われるのが
「小紋」
です。
とは言っても、小紋からは普段着の種類になります。小紋は洋服でいうところの
「ちょっとおしゃれなワンピース」
みたいな位置づけです。
格は高くないけどオシャレなレストランや、美術館など、オシャレしてお出かけしたい時には小紋がピッタリです^^
紬や綿の着物よりも華やかな色柄のものが多いので、例えば新年のご挨拶や初詣にも華やかでいいですね!
友達同士のクリスマスパーティーなどでも活躍するお着物です。
街に溶け込む紬・木綿

小紋よりも、更に普段着なのが、紬や木綿の着物です。
普段着とは言え、紬は絹で仕立てられているので、木綿よりは格が高いと考えられています。
落ち着いた色味が多く、柄もチェックなどの幾何学模様が多い為、洋服の中人たちの中にいてもあまり目立ちません。
私は普段、何となく着物を着ていこうかな、と思った時、街に溶け込みたくなったら紬か木綿の着物を選ぶようにしています。
また、洋服の友達と会う時に、自分だけ着物を着て行くのが、気を使われてしまいそうでちょっと気が引けるなぁ…という時は、洗える生地で作られたウールや木綿・ポリエステルなどの着物を選ぶといいですよ!
「洗える着物だから気にしないでね!」
と、先に相手に伝えるだけで、お互い気を使いあう場面が減りますのでおススメです^^

お着物の種類やTPOについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初めて自分で着物を買うのはドキドキですよね!
私が初めて自分で買った着物はもう15年近く昔になりますが、購入した時の気持ちは、いまだによく覚えています。
私が買ったのは、ヴィンテージの中振袖のお着物で、鮮やかなターコイズの縞柄でした。
もちろん、お着物もまだ手元に残ってます^^
因みに初めて買った帯も、どんなものだったか覚えています!
初めてのお着物、それはあなたにとってもとても大切な思い出の品になるはずです!
ぜひ、お気に入りの一枚を見つけて下さいね^^
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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