着物のプロが本気で考える、お盆のご先祖様ご供養法

きもの
Pocket

ひょっとこ君
ひょっとこ君

お盆だね~。ご先祖様がお家に帰ってくる日だぁ!おいらのじぃちゃんも帰ってくるかなぁ~。お墓にたくさん、お供えしてあげなくちゃ!んふふ~。

そうねぇ、楽しみよね!だけど私は今年、ご先祖様のお墓参りには行けそうにないの。残念だわぁ。

おかめちゃん
おかめちゃん

 

皆さんは、お盆にはちゃんとご先祖様のお墓参りに行けていますか?

近くにお墓がある方は良いですが、そうでないと行けない事もありますよね。

 

 

特にこの記事を書いている今の時期、コロナウィルスが蔓延して、帰省するのも控えた方が良いという状況を強いられています。

 

 

特に都心部に住んでいる方は、地方に行く事を躊躇されるのではないでしょうか。

 

「今年はお墓参りにはいけないけど、どうやって供養しようかな」

 

そう思っている方もいらっしゃるはず。

 

 

実はつい先日、ご先祖様のご供養について考える事があったので、そのお話しをシェアさせて頂きます。

 

・お墓参りに行けなくて、ご供養の方法に困っている
・本当にご先祖様が喜ぶご供養法を知りたい
・ご先祖様を身近に感じたい

 

ひとつでも当てはまる方には、ぜひ最後まで読んで頂きたい内容になっています^^

 

 

ご先祖様を感じて

先日、ある友人から連絡がありました。

「私のおばあちゃんが少し前に亡くなったんだけど、お着物がたくさんあって。家族では着られる人がいないから、ぜひもらって欲しいのだけど…どうかな?」

というお誘いでした。

 

なんでも、そのおばあちゃまは元々お茶の先生をされていたので、お着物がたくさんあるのだそう。

 

彼女も着てはみたいけど、どうにもサイズが合わないということで、売ったり処分するよりも、せっかくなら誰かに喜んで着てほしいという思いから私に連絡をくれたのです。

 

私ともう一人、共通の友人である着物スタイリストの友人と、2人でおばあちゃまのお宅へお邪魔しました。

 

 

お部屋に入ると、とてもきれいにたくさんのお着物や帯が並べられていました。

まるでお店屋さんのよう!どれも素敵なお着物ばかりで、見ているだけでも楽しい気持ちになりました^^

 

「遠慮せず、どんどんもらっていってね!鏡もあるから試着もしてみてね^^」

友人のお母さんが優しく声をかけてくれました。

 

本当にたくさんありましたし、どれも素敵だったので、どこからどう見て良いのか迷いながらも、それぞれに気になるアイテムをピックアップ。

 

広げてみたり、試着をしてみたりしました。

 

そうやっておばあちゃまのお着物を見て、触れていると、段々とおばあちゃまのことがわかってくるようになりました。

 

例えば、お着物全体を見てみるとブルー系統が多くて、おばあちゃまは、青がお好きだったんだなぁとか、

ほとんどのお着物は、新品のようにきれいな状態だったのですが、中にはよく見るとシミの付いたお着物があったりして

「これはきっとお気に入りで、よく着ていたんだろうね~」

といった具合に。

 

また、とってもモダンで個性的な帯があり、

「これは一体どんなお着物に合わせて締めていたのかなぁ?」

なんて話しているうちに、お会いしたことは一度もありませんが、不思議ととても身近な存在に感じることが出来たのです。

 

もちろんもうそこには存在していないのですが、まるでコミュニケーションを取っているかのような、不思議な感覚になりました。

 

 

  

ご先祖様が喜ぶご供養とは

そうやって色々と話しているうちに、おばあちゃまのことを思い出し、友人や友人のお母さまもなんだかとても嬉しそうでした。

 

そこで気づいたのですが、本当のご供養って、ご先祖様を思い出すことなのではないかということです。

 

もちろん、お会いしたことも話しを聞いた事もないご先祖様もいらっしゃるでしょうから、全員が全員をというのは難しいと思います。

 

でもそうやって、普段からご先祖様のことを思い出したり、思いを馳せて感謝することが一番ご先祖様に喜んでいただけることなのではないかと思いました。

 

 

つい先日、私のメンターから教えて頂いた事なのですが、私たちの後ろには最低3人の守護霊様がついていて下さるのだそうです。

そして例えば、私たちが叶えたい夢や目標があったとしたら、それがスムーズにいくように、先回りして色々な交渉をして下さっているのだそう。

 

そうやって、いつも私たちを見守って下さっているのです。

 

私たちは目に見えない存在については、つい忘れてしまうので、何か良い事があれば

「よし、うまくいったぞ!自分天才かも!!」

と、全部自分の力のおかげだと思ってしまいます。しかし、その成功の裏でも、必ず守護霊様やご先祖様が助けて下さっているのだそうです。

 

だから、どんな時でも感謝する気持ちを忘れてはいけないのだそうです。

 

 

そうやって真っすぐ生きていれば、ご先祖様たちも嬉しいでしょうし、喜んで下さるはずですよね^^

 

 

そう、お盆に限らず、いつでも感謝の気持ちでご先祖様や守護霊様たちに思いを馳せる事は、とても大切なのだと思いました。

 

 

 

まとめ

 

今年のお盆は、私もコロナの影響でお墓参りには行けなくなりました。

だけれども、だからこそ、お家でおばあちゃんやもっと前のご先祖様の存在を思い、感謝の気持ちで過ごしていきたいと思います。

 

今年はお墓参りに行けないというあなたも、そうでない方ももちろん、ぜひ想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

きっとご先祖様は喜んで下さるはずです^^

 

 

因みに、友人からはお着物と帯をそれぞれ数枚、未仕立ての反物を一反譲り受けてきました。

大切に着させていただこうと思います^^

 

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました