こんにちは!
突然ですが、あなたは「アニメちびまる子ちゃん」を見たことがありますか?
私は子供のころから大好きで、毎週ほぼ欠かさず観ています。子供のころなんて、毎週CMを編集してビデオテープに録画していたほどの大ファン!(因みにコジコジも大好き)
ちょっとおバカだけど、憎めないまるちゃんの日常を描いたエッセイ漫画なのですが、これが結構深い事を言っている時があります。
日常の中にこそ、気づくべき大切なものがあることをいつも教えて頂いています。
また、個性あふれる様々なキャラクターが出てくるのも、魅力の一つ。
その中で、花輪君という同級生をご存知でしょうか?
超お金持ちの御曹司でありながら、公立の小学校に通うまるちゃんのクラスメイトなのですが、彼の言動には目を見張るものがあります。
9歳とは思えぬ落ち着きっぷりと、ジェントルマンな立居振舞は、私たち大人が見習うべきことがたくさん!
御曹司ということもあり、生まれながらにして成功者の考え方が身についているのでしょう。
ということで今回は、花輪君から学ぶ
「成功者の考え方」
をご紹介いたします!
最後まで読んで、ぜひ花輪君のような身も心も豊かな人生を目指しましょう!
この記事を最後まで読むと・・・
・成功者の思考がわかる
・毎日が楽しくなる
・小さなことで悩まなくなる
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花輪君ってどんな人?
まずは簡単に花輪君の紹介をさせて頂きますね!
本名:花輪和彦
年齢:9歳
誕生日:8月7日
クラス:3年4組
特技:テニス
苦手な事:字を書くこと
趣味:インド哲学
口癖:ベイビー、セニョリータ
お付きの人:ヒデじい(西城秀治)
ちびまる子ちゃんのクラスメイトで小学3年生。因みにまるちゃんとは、通路を挟んで隣の席。
両親が海外でバリバリ仕事をしている事から、大きなお屋敷にたくさんのお手伝いさんと、お付きのヒデじいと住んでいます。
ヒデじいの事は、本当の父親のように慕っています。
若くて超美人のママがおり、年齢が高い母親を持つ丸尾君がもの凄く羨ましがっていました。(笑)
勉強もスポーツも万能でお金持ち。ピアノもバイオリンも上手で、音楽の才能も抜群。
女子からもかなり人気が高く、バレンタインデーには毎年持ちきれない程のチョコレートを受け取っています。
しかしお金持ちであることを鼻にかける事はなく、同級生たちとも仲良く学校生活を楽しんでいます。(因みに学校へはいつもリムジンのような高級車で送迎されている)
そんな全て完璧に見える花輪君の唯一の弱点は、字が下手なこと。
冬休みの宿題に書初めが出るのですが、お坊ちゃまに恥をかかせまいと、ヒデじいが指揮を取り、お屋敷のお手伝いさん全員に課題の字を書かせます。
その中から、上手であり最も小学3年生らしい字を書いたお手伝いさんの作品を選び、花輪君の作品として持たせます。
そんな花輪君の七夕のお願い事は
「字が上手になりますように」
ということ。時々のぞかせる小学3年生らしい顔が可愛いらしい花輪君です^^
超前向き思考な花輪君
花輪君は超前向き思考です。その考え方は9歳とは思えないほど。彼の名言を、エピソードと共にいくつかご紹介いたします!
いると信じた方がロマンチックじゃないか、ベイビー!
これはまるちゃんたちが、サンタクロースが本当に存在するかどうかを議論していた時に花輪君が放った一言です。
まるちゃんが
「花輪君はサンタさんって本当にいると思う?」
と聞いたことに対し、花輪君は
「本当のところはわからないけど、いると信じた方がロマンティックじゃないか、ベイビー!」
と答えます。
そう、例えば神様は本当にいるかどうかみたいな話題にもなりますが、事実がどうというよりも、いると信じた方が絶対得なのです。
目に見えない存在は、そこにある・いると信じることがなかなか難しいと思います。
しかし、花輪君のようにいると信じてしまえば、自分の世界には存在することになります。
サンタさんも神様も存在していると信じた方が楽しいですし、人生が豊かになりますよね!
花輪君はこの事をすでに知っているのです。
明日は自分で作るものなのさ
ノストラダムスの予言を信じ、世界が滅亡するかもしれないとうろたえるまるちゃんたちに放った一言。
「未来や過去にしばられるような生き方は自然じゃないさ。明日は 自分で作るものなのさ」
実に深いですよね。
いつもどんな時も、明日を作るのは自分の選択の積み重ねであることを花輪君は知っています。
過去も未来も大事ですが、それよりも ”今ここ”を大切に生きる事の尊さは、私たちも見習うべきポイントです。
今を大切に行動できる人が、やがて成功者と言える地位を築くことができるのだと思います。
僕のことをハート泥棒と言っていたんだろう?
お正月は毎年海外で過ごす花輪君。始業日に間に合わない事もしばしば。
長期休み明け、学生たちは学校で手を洗う時に使うせっけんを、家から各自持って行かなければなりません。
みんなが一つずつ石鹸を持ってくる中、忘れてしまうクラスメイトも。
休み時間にお手洗いに席を立った小杉君、クラスに戻ってくると、机の上に置いてあったはずの牛乳せっけんが無くなっている事に気が付きます。
「誰かが盗んだんだ」と、クラスは大騒動!
牛乳せっけんを持ってきたクラスメイトは前に出て来て、各々が
「盗んでいません」
と証言していきます。
そんな緊迫したムードの中、外国から帰ってきた花輪君が登場!
「ハローベイビーたち、久しぶりだねぇ!」
しかしクラスの異様な雰囲気に気づき、花輪君もきょとんとした表情。
そこでまるちゃんがすかさず
「ちょ、花輪君!今ね、クラスで泥棒騒ぎがあったんだよ!」
と、慌ててこっそり伝えます。
それを聞いた花輪君は
「はは~ん、なかなか帰ってこない僕に会えなくて寂しがっていたレディーたちが僕のことを、ハート泥棒と言っていたんだろ~ぅ?」
という、なんとも的外れな予測を立てます。
花輪君の登場とこの発言により、一気に調子がくるったクラスのみんな。お決まりの「ガーン」という表情で話しは終わりますが、恐らくこの後は先ほどまでより、和やかなムードになったことが考えられます。
暗いムードやワードでも、プラス思考で良い方に捉える。一瞬ただのおめでたい人に見えますが、この考え方はとても素晴らしいと思いませんか?
どんな状況でも楽しむことが人生を有意義に過ごすコツさ
おしゃれなクリスマスパーティに憧れるまるちゃん。
クラスメイトのはまじの家に屋根裏部屋があることがわかり、花輪君も呼んで、素敵なパーティを開催する予定だったのですが・・・
実際に行ってみると、ホコリまみれで狭く、お世辞にも屋根裏 ”部屋”とは言えない程のスペース。
誰もが
「こんなところでパーティーをやるのか・・・?」
と思ったその時に放った花輪君の一言。
「ベイビー、どんな状況でも楽しむことが人生を有意義に過ごすコツさ」
結局まるちゃんたちは、その屋根裏部屋らしきスペースを急いで掃除して、簡易的なテーブルやキャンドルを用意し、何とかそれっぽい雰囲気でパーティを楽しみます。
一見楽しくない事でも、自分の考え方次第で楽しくなることを花輪君は知っています。
この考え方が出来るようになれば無敵!
花輪君の言う通り、どんな辛い状況でも楽しむ事は人生を有意義に過ごす秘訣であり、楽しく前進するヒントでもあるのではないでしょうか。
さみしくないよ。僕にはヒデじいや皆がいるからね
外国でピアニスト兼、デザイナーをしている花輪君のお母さん。
久しぶりに帰ってきたと思ったら、すぐに外国へ帰ってしまいます。
いつもは平気そうにしている花輪君ですが、やっぱり大好きなお母さんと別れるのは辛い様子。
それを見て心配したヒデじいが
「大丈夫ですか?」
と声をかけたあとの花輪君の返答。
「さみしくないよ。僕にはヒデじいや皆がいるからね」
そう言って、さっきまでの悲しげな顔を隠すかのように、笑顔を作ります。
無いものを探し求めるのではなく、今あるものを見て大切にしようとする気持ち。これは日々を感謝して生活する上でとても大切な事ですよね。
ちょっと彼とは合わなくてね
兄弟学級の遠足で、海に行くことになったまるちゃんたち。
3年生はひとつ上の4年生の生徒とペアを組んで、一日行動を共にします。
しかし、コンビになった4年生と馬が合わなかったまるちゃんは、海に着いてすぐに一人になってしまいます。
落ち込んで一人でとぼとぼ歩いていると、一人浜辺に座禅を組んでいる花輪君を見かけます。
何をしているのか聞いてみると
「パートナーになった彼とちょっと合わなくてね、別々に行動することにしたのさ」
そう言った目線の先には、いかにも花輪君とは合わなそうな男の子の姿が(確か鼻水を垂らしていたような・・・)
そして一人になった花輪君は、波の音を聞きながら瞑想をしようとしていたところ、まるちゃんが声をかけたのでした。
(因みにこの後2人は瞑想を始めますが、近くを通りかかった山田君の「あはは、ウンチふんじゃったぁ~あはははは~」の一言で集中力が途切れます)
みんながパートナーと楽しそうにしている中で、絶対に合わないであろう相手に対してグチを言うこともなく、一人の時間を有意義に過ごしている花輪君。
自分の置かれた状況に文句を言わず、自分からその場を楽しむ方法を見つける彼は、自然と人生を最大限に楽しむことができるのです。
去る者は追わずさ
クラスメイトのはまじたちと、食用ガエルを捕まえてクラスで飼うことになったまるちゃんたち。
移動教室の授業を受けている間に、カエルが水槽から逃げ出してしまいクラスは大パニックに!
まるちゃんは、同じ飼育係の花輪君に
「どうしよう花輪君!このままじゃ飼育係の責任になっちゃうよ~」
と慌てた様子で声をかけます。
それに対して放った花輪君の一言が
「OH。そのうち出てくるさ。去る者は追わずさ」
何事にも執着しないのは、人生を前に進めるためにはとても大切な事。花輪くんのように、過ぎたことは潔く手放し、くよくよ考えずに前を向いて歩いていきたいですね。
「君は僕が嫌いかい?」
ちょっと詳しくは忘れてしまったのですが、何かの回で花輪君が誰かと言い合いになる場面がありました。
その時の相手に対して
「君は僕が嫌いかい?僕もそうさ。お互い嫌い同士ということは、僕たちは案外気が合うかもしれないなぁ」
というようなことを言っていました。
嫌いも好きも、 ”相手を気にする”という点では同じ事ですから、花輪君が言うように、実は仲良くなればとても深い中になれるかもしれませんね。
まとめ
さて、花輪君の名言集はいかがでしたでしょうか。
花輪君の紹介で書きましたが、彼はインド哲学を学ぶことが趣味です(注:9歳の小学生です)
お部屋ではキャンドルを焚いたり、インドのマンダラをかけたりしているそうな。
そんな花輪君だからこそ、こういった深い言葉が出てくるのでしょうね。
成功者になる為の・・・という題でお届けしてきましたが、それだけではなくもっと根本的な
「人生を楽しむ方法」
を、彼の言葉から学ぶことができるのではないでしょうか。
どんな人をいわゆる ”成功者”と呼ぶのか、その基準は人それぞれだとは思います。
しかし花輪君のように、いつも明るく前向きに、どんなことでも楽しんで日々を過ごせたら、それは人生の成功者と言えるのではいでしょうか。
因みに、作者のさくらももこ先生も、花輪君というキャラクターをとても愛していたようです。
ぜひ花輪君の、そしてさくら先生の残してくれた名言をヒントに、有意義な人生を歩んでいきたいですね^^
それでは最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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