あなたのその服危険かも!?ファストファッションから読み解く便利の危険性

心をのぞき見
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とふぃえ
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あなたが今着ているお洋服、どんな素材で誰が作っているかを考えたことはあるかしら?

今やワンシーズンで買い替える事ができる程、お洋服は安価で手軽に購入することができるようになりました。

流行のファッションを気軽に楽しむ事もできて、特にオシャレに敏感な方達にとってはとても嬉しい時代ですよね^^

 

冒頭でもとふぃえさんが投げかけていますが、

あなたは普段、ご自身が着ているお洋服のことを深く考えたことはありますか?

 

今となっては、お店で購入するのが主流となっているお洋服ですが、ほんの数十年前までは生地から仕立ててもらうのが当たり前でした。

どんな生地で、誰に作ってもらうのかも今より明確だったと思います。お家によっては、お母さんに仕立ててもらう家庭も多かった事でしょう。

 

さて、今はどうでしょうか。

 

誰がどこで、どんな繊維を使って作っているかがわかるお洋服を着ている人はごくわずかではないかと思います。

しかし、私たちが手にしているということは、誰かがどこかで作ってくれているということですよね。

 

しかも売値がこれだけ安価ということは、原材料はとても安く、そして生産者さんのお給料の事などを考えると

「こんな値段で採算はとれるの?」

と思うものが多いのではないでしょうか。

 

今回はファストファッションの裏の面から、現代の”便利”の危険性について一緒に考えたいと思います。

 

・お洋服はコスパ重視
・流行ものが好き
・ファッションが好き
・便利な世の中に疑問がある
・丁寧な暮らしに憧れる

これらに一つでも当てはまるあなたに、ぜひ最後まで読んで頂きたいと思っています。

 

 

ファストファッションの影

さて、まずは「ファストファッション」とはどんなものを指すのでしょう。

 

安価で手ごろにファッションを楽しめるお洋服のことで、語源はファストフードから来ています。代表的なブランドには「ユニクロ」「しまむら」「GAP」「ZARA」などがあげられます。

 

2015年ころからは、外資系のファストファッションブランドの店舗が日本でも増え、約45%の人のお洋服が安価な衣類だと言われています。

 

しかし、どうやってこの安さが実現できているのか、考えたことはありますか?

 

 

あなたのお洋服はどこからやってきた?

あなたが今着ているお洋服の、品質表示を見てみて下さい。生産国はどこになっているでしょうか。

 

中国、バングラデシュ、ベトナム、トルコ、ルーマニア、カンボジア、インドネシア・・・

この7か国は特に繊維工場が多いことで有名です。もしかしたらあなたのお洋服も、この7つの国のどこかで作られたものもしれませんね。

 

私たちが気軽にファッションを楽しむ事ができるのも、これらの国の方々が日々作って下さっているおかげなのですが・・・

実は工場から排出される汚れた水のせいで、これらの国の人々が苦しんでいるのです。

 

 

繰り返される大気汚染

毎日新聞より

 

例えばインドネシアでは、人口自体は増えているものの、障害を持った子供が生まれる確率が非常に高まっているそう。親は、子供の成長を見届けながらも、自分よりも先に亡くなってしまう事を覚悟しているのだとか。

また、昨日までは元気だった30・40代の方が、次の日急死することもあるそうです。

 

その原因は、繊維工場から流される汚染水にあります。

繊維工場では毎日、大量の化学薬品・物質が使われます。安い服を作ろうとすればする程にその量は増え、そしてそのまま川に流されていきます。

 

この様に汚染された川の水を、現地の方達は農業用水や生活用水として使用していきます。

汚水から作られた農作物や魚などを食べ続け、何の影響もないわけがありませんよね。

 

 

汚染水に苦しむ人々

この汚染水は現に多くの人々を苦しめています。

皮膚病や、ガン患者も増え続け、奇形児の生まれてくる確率は高くなり、先天性の重度の麻痺を持って生まれてくる子供も少なくないのだとか。

重い病気にかかっても、お金がないので満足な治療を受ける事もできません。親は子供が死を迎えるのをただ待つ事しかできないのです。

 

また、不衛生なお水の使用により、毎年数十万人の子供たちが命を落としています。しかも5歳未満の子供の1400人ほどが、毎日下痢によって亡くなっていると推測されているというのです。(Hush tug NOTEより)

 

私はこの事実を知った時、本当に衝撃でした。

私たちの安価なお洋服を作るために、こんなにも多くの人々が苦しめられているなんて・・・

あってはならない事だと思います。

 

 

繊維は危険がいっぱい?

実は私たちが普段何気なく身につけているお洋服には、化学物質がたくさん使われています。

 

一番最近ですと、「アゾ系染料」発がん性物質を生成するということが判明し、2018年に使用を禁止されました。

また、絹や羊毛によく用いられる「クロム系染料」皮膚アレルギーを引き起こすと言われていますが、まだはっきりとした規制はされておりません。

 

その他にも、シワ防止加工に使われる「ホルムアルデヒド」にも発がん性や皮膚アレルギーを引き起こす危険性があることを、米国国立がん研究所が発表しています。

 

他にも、肌触りをよくするために施される”仕上げ加工”には「ホルマリン樹脂」が使用されるのですが、これが気化することで

・めまいや抑うつ
・腎臓の障害
・呼吸器の障害、循環性ショックなどによる死亡
・肺がんリスクを30%あげる

などのリスクがあることがわかっています。

(詳しくはHush tug NOTE VOGEへ)

 

 

幸い、大半の化学物質は皮膚から吸収されないので、着ているだけでこういった病気にかかる事はほぼありません。

が、新しいお洋服には製造過程で残った化学物質が付着している可能性がある為、購入したらまずは一度洗った方が良いそうです。

 

しかしもっと危険なのは、繊維工場を多く持つ国の人々ですよね。彼らはこれらの病気にかかるリスクと常に隣り合わせで生活しています。

 

 

私たちにできる事は

こういった現状を変えるために、私たちに何が出来るだろうか・・・

私は真剣に考えています。

 

だからと言って、

ファストファッションは全く買わないぞ!

というのもなかなか難しいですし、買わなければ繊維工場で働く方達のお給料が減ってしまうかもしれません。

 

これはとても難しい問題ですよね・・・

 

 

しかしまずは、こういった事実があることを多くの方に知って頂くことが大事かなと思います。

食べ物の品質表示は良くチェックする方も多いと思いますが、お洋服の品質表示をチェックする方は少ないと思うのです。

 

一方で、こういった危険な化学物質を全く使っていない企業も存在するのも事実。

ということは代替えが出来るはずですよね。

 

私たち消費者が、そういった危険な手法で作られたお洋服を意識的に避けるようになれば、生産者側は作らなくなるはず。

選ぶ権利は消費者にあるので、こういった意思表示をしていく事が大切なのだと感じています。

 

 

 

便利は不便?

知人からこんなお話しを聞きました。

「幼稚園生の男の子が、おトイレの便器の目の前でお漏らしをしてしまったんだけど、その理由がビックリ!便器のふたが自動で開くのを待っていたからなんだって」

この子にとっては、便器のふたは自動で開くものだとインプットされていたようです。

 

私は先日、駅の改札を通り抜ける際、学生さんがICカードをタップするところに一生懸命切符をタッチしている姿を見かけました。

恐らく電子カードを忘れて初めて切符を購入し、使い方がわからなかったのでしょう。

 

一見ギャグのようにも見えるこの2つの出来事ですが、私は少し違和感を覚えました。

 

便利が当たり前になりすぎて、人は考える事を忘れてしまっているなぁと。

 

 

例えばお掃除に使う洗剤にしても、キッチンにはこの洗剤を、お風呂場にはこの洗剤を・・・と、それぞれに分かれていますよね。

 

迷うことなくそれを選べば良いので購入する側は簡単です。でも実は、これらはクエン酸や重曹で代替えができたりします。

これがわかっていれば、自分で必要な分だけ用意すれば良いですし、様々な種類を購入しなくてすむので経済的です。

 

しかも、クエン酸や重曹のほうが環境にも私たちの体にも優しいのです。

 

 

こうやって少し考えたり調べたりすると無駄が減り、世の中に対しても良い行いが出来ることがたくさんあったりします。

 

ただ与えられるものを受動的に受け取るだけでは、私たち人間の本来持つ能力がどんどん失われていくのではないかと心配になる事が多々あります。

 

「目の前の物は常に疑え」

ということではないのですが、やはり少なくとも自分の頭で考え取捨選択をしていく事は、日常の中でもとても大切なことではないでしょうか。

 

それはあなた自身の為であり、あなたの大切な方のためであり、時にはどこかの国の誰かの為でもあったりします。

 

 

まとめ

 

お洋服に限った事ではありませんが、私はたまに

「この便利さはいったいどこまで行くのだろうか」
「どこまで行けば、人は満足できるのだろうか」

と、ふと不安になる事があります。

便利になる事はもちろん嬉しいですし、素晴らしい発展ですよね。

 

しかし、便利だけが本当に大切で幸せなことなのでしょうか。

 

便利が増えて、時短が叶う世の中にもかかわらず、現代の人々は常に忙しく見えるのはなぜでしょう。

日本は経済的にも豊かで、何でもすぐに手に入る恵まれた国のはずなのに、国民満足度が低いのはなぜでしょう。

 

現代の日本を見れば、「便利=幸せ」ではないことは、ハッキリしていますよね。

 

また、ファストファッションのように、便利を得ている人の裏では、不便をしている人が必ずいます。

そして便利だけを追い求めると、何も考えられない人間になってしまう危険性がある。

 

それを知ってもなお、行き過ぎた便利を人は追い求める必要があるのでしょうか。

 

全ては表裏一体で、良いことにも、必ず悪い面が隠れています。またその逆もしかり。

 

ただ受け身になるだけではなく、私たちは人間として自分たちの頭でしっかり考え、その時々の最善の選択をしていく必要があるなぁと感じている今日この頃です。

 

とふぃえ
とふぃえ
与えられたものをひたすら受け取る人間と、自分の意志で切り開いていく人間、あなたならどちらになりたいかしら。

 

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました^^

 

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コメント

  1. 玄米 より:

    便利=幸せという価値観から抜け出す時期に来ているのでしょうね。

    ファストファッションは、購入者にとっては安くていつでも交換可能という価値を与えていますが、その裏に生産国で苦しんでいる人たちがいること、そして、河川や大気の汚染はその国だけの問題でも無いことまでしっかりと見据えて私たち一人一人が真剣に考える時なのだと思いました。

    まずは知ること、そして出来ることから取り組んでいくようにしたいです。

    • kimonostyle365 より:

      玄米さん、コメントありがとうございます!仰る通り、まずはそういった事実を知る事ですよね。私自身、これからの行動の戒めにという思いでこの記事を執筆していました。

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