海外で着物を着よう!最低限の荷物で海外に和服一式を持っていく知恵

きもの
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みなさまこんにちは、みーるです^^

私は海外が大好きです!

数年前までは、カナダにワーホリ留学をしていました。
(詳しくはプロフィールをチェック!)

ご縁があって、去年はジャマイカで
着物のワークショップを開催してきました。

 

そういう時、私は大抵着物を持っていきます。

 

日本の着物は凄いです。

本当にいろんな国の方が興味を持っていますし、
何かの時に着ていくと、とても喜ばれます!

もしくは持って行って着せてあげるのも
とても喜んでいただけます!

 

残念ながら私はまだそういう経験はありませんが、

”着物を着て美術館などに行ったらBIP扱いしてもらえた”

なんてお声を聞いたこともある程。

 

お着物がお好きなあなたが海外に行かれるなら
ぜひともお着物を持って行って頂きたい!

と、思うのですが・・・

 

心配なのは荷物ですよね。

 

「制限があるのに、あんなたくさんの荷物を持っていけない!」

 

そんなお声が聞こえてきそうです^^;

が、大丈夫です!
ちょっとした工夫で荷物は減らせます。

 

今日はそんな、

「海外で着物を着たいけど、荷物が心配で持っていけない!」

という方へ向けて、私が普段行っている

「荷物の減らし方」

についてシェアさせて頂きます!

 

この方法は海外旅行に限らず、何らかの理由で
着物を持っていかなければならない場面にも
共通して使える方法です。

 

ぜひ最後まで読んで頂き、
あなたの荷造りの参考にして頂けたらと思います^^

 

この記事を最後まで読むと
・着物を運ぶときの荷物を減らせる
・応用が出来るようになる
・着付けの上達に役立つヒントを得られる

 

荷物を減らす3つの奥義

さて、この2枚の写真は、
私がカナダに留学に行く時に持って行ったお着物です。

この時は、お着物2枚・浴衣1枚に半幅帯を1本
それぞれに合わせた帯締め・帯揚げを持っていきました。

その他、長襦袢や着付け道具なども一式。

 

カナダの冬は寒いです。なので当然

真冬に着る分厚いコートやセーター類、
基礎化粧品や裁縫道具やらと
アレコレ持っていきました。

が、それでも中くらいのスーツケース2つ
(しかも隙間あり)で、足りるくらいでした。

 

一緒の時期にカナダについた友人からも

「一体こんなにたくさんの荷物、
どうやって持ってきたの!?」

と、驚かれるほどでした。

 

荷物を減らすにはコツがあります。
それさえ掴んでしまえば簡単!

 

それではさっそく見ていきましょう^^

 

薄手の着物・帯を選ぶ

ここは結構重要です!

とにかく軽くて薄手の着物を選びましょう!

種類としておススメなのは

・大島紬
・銘仙
・アンティークの着物

大島紬や銘仙は、軽くて薄くて動きやすい
旅行にピッタリなお着物だと思います。

特に銘仙は大胆な柄が多いので、
海外の方からのウケも良いと思われます^^

因みに上の写真は大島紬です!

 

また、アンティークのお着物も、
薄手でしなやかな絹を使用しているものが多いのでおすすめ。

こちらも色使いなどが華やかですから
海外の方から喜ばれること間違いなしです^^

 

あとは、寒いところで着ないなら
季節問わず単衣を持っていくのも良いです。

 

海外の方からしたら、単衣か袷かなんてわかりません。
むしろ、着物と浴衣の違いもあまり浸透していないくらいです。

私なら、例え季節が袷の時期でも、堂々と単衣を着ちゃいます!

 

また、帯は芯がなるべく薄いものを選びます。

私の場合は半幅帯を良く持っていきます。

お太鼓のように見せる事もできたり、
変わり結びをして華やかに見せることも!

 

さすがに、セレモニーなど
特別な場所に参加される時は
半幅はそぐわないかもしれません。

しかし、プライベートな用事で着るのなら
小紋クラスまでなら半幅帯で全然問題ないと思います!

その辺はあまりこだわらず、臨機応変に^^

 

シェアする

もしも数枚のお着物を持っていくならば、
帯と草履は同じものを合わせるなど、
使いまわせるアイテムを選びます。

 

また、補正に使うタオルを、旅行中に使うタオルとして使うなど、
一つのアイテムを、いかに色んな場面で使いまわせるかを考えます。

 

例えば帯まくら。形状からしてかさばりますよね。

私は旅行にはほとんど持っていきませんが、
もしどうしても必要ならば現地でタオルを丸めて
ガーゼやストッキングでくるんで使います。

そうすれば、平らにして持ち運ぶ事ができます。

 

あとは、スカーフを帯揚げに使ってみたり、
洋服のベルトを帯締めにしてみたり。

コーディネートにもよりますが、
工夫次第でシェアして使えるものが
たくさん見つかりそうだと思いませんか^^?

 

徹底的にムダを省く

質問です!

 

あなたは着物を着る時、何本の紐を使いますか?

「補正・襦袢に1本ずつと、あとお着物に2本と、帯に・・・
それにコーリンベルトと伊達締めと・・・」

って、本当にそんなに必要でしょうか?

習った方法で使う道具も変わりますが
とにかくミニマムでいきましょう!

 

コーリンベルトを持っていくなら紐を1本減らす、
伊達締めは2本ではなく1本にする。

補正に紐は使わないなど、減らせるところは
どんどん減らします!

 

ただ、その人によって、着やすい道具が異なりますから
一概に”コレを減らして”とは言えません。。。

いつもの道具より最低1つ減らしてみるところから
意識して準備してみて頂けたらと思います。

 

そして、私が旅行に行く時は長襦袢は持っていきません。

「うそつき」

という、なんちゃって長襦袢みたいな
下着を持っていき、着まわしています。

 

きもの和みや

 

上はうそつき、下に二部式の裾除けを合わせて着ます。
(たまにそれすら持っていきません)

とにかく布の量を減らすことを考えるのが
荷物を減らすカギです^^

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「こんなに道具を減らしたら綺麗に着れないよ!」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、私はこうやって無駄を省くようにしてから
着物を着るスキルがグンッとあがりました!

 

「どうやったら無駄を省き、美しく着ることができるか」

これをとことん追求したからなのだと思っています。

 

初めはちょっと不安かもしれません。

でも大丈夫です!
例え少々着崩れしても、海外の方は日本人ほど気にしませんから!笑

それよりも、あなたのお着物姿を見れることの方が
嬉しいと思ってくれるはずです^^

 

海外でお着物、ぜひ体験してみてくださいね^^

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます^^
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