

いつもはお着物を中心に組み合わせを決めるのだけど、今日はちょっとそれを変えてみたの!
おいらてっきり新しいお着物を誂えたのかと思ったよ~。お着物って不思議だなぁ!!


それがお着物の楽しみのひとつなのよね!
皆さまこんにちは、みーるです^^
あなたがお着物をコーディネートする時って
どんな順番で決めていきますか?
「この着物が着たい」
「あそこに行くならこれかな」
アレコレと切り口はあると思います。
特にお着物は使う小物も多いので
選択肢が増えますよね~!
それがまた楽しいところでもあるのですが^^
おかめちゃんも言っていましたが、
コーディネートの方法をすこーし変えるだけで
いつものお着物が
全く違うお着物に見えたりすることもあります。
しかし、よーく考えてみると
どうしてもお着物を中心に
コーディネートをすることが多くなりませんか?
「ちょっとマンネリしてきたな・・・」
なんて時は、
”帯を中心に考えるコーディネート”
を試してみてはいかがでしょう!
お着物中心でコーディネートをしていた時とは
また違った組み合わせを発見できるかもしれません^^
という事で今回は、
帯を中心に考えるコーディネート法について
みなさんとシェアしていきたいと思います!
「最近この組み合わせばかりで
マンネリ化してきたなぁ」
なんて方は特に必見ですよ!
ぜひ最後まで読んで、
参考にして頂けたらと思います^^
・マンネリ化したコーディネートを一新できる
・帯の組み合わせ方がわかる
・自分のコーディネートに自信が持てる
・お着物選びが楽しくなる
帯からコーディネートを決める時の秘訣3選
では、実際に帯からコーディネートするって
どんな風に決めているんだろう・・・?
という事ですが、
私の場合は主に3つを意識して
その日の気分で変えていきます。
それでは順番に見ていきましょう!
個性的な帯を選ぶ
実をいうと、私は帯が苦手です。
「え?こんなブログを書こうとしてるのに!?」
と思われますよね。笑
と言うのも、私は帯にも着物にも
”個性”を求めてしまう癖があります。
個性×個性=クセが強いんじゃ
みたいなコーディネートが生まれる事もしばしば・・・
もちろん、その個性同士がばっちりハマれば
いう事ないのですが、
テイストが違うとそうもいきません。
そうやって、
クセのつよ…いや、個性的な帯は
タンスの肥やしとなっていくのです…
”何にでも合わせられる無難な帯”
が人気なのには納得です。。
しかし!
帯を中心としたコーディネートを考えると
そんな帯たちが主役になれるのです!(バンザーイ)
あなたも、気に入って買ったけど
一度も締めたことのない帯はありませんか?
まずはそれをたんすんの奥底から
引っ張り出すところから始めましょう!
物語を考える
私はお着物を選ぶ際、
全体のテーマを考えるようにしています。
そうすると、変に外れたコーディネートには
ならないと思っています。
例えばこの帯。
あなたはどんな印象を受けましたか?
平凡ですが、私はちょうちょの色から
春のお花畑を連想しました。
なのでお着物はお花柄を合わせ、
全体的にうららかな春をイメージしています。
こちらは貝殻模様の帯。
自分で染めた帯なのですが、
袷せの帯なのになんで貝殻!?
って思い(笑)、
ずっとタンスに眠らせていました。
しかし最近は、
5月ごろから暑い日が続いたりするせいで
本来の時期よりも少し早く単衣を
着る事が多くなりました。
そこでこの帯を思い出し、
写真に写っている単衣の着物と合わせて
着るようになりました。
私の中のテーマはわかりやすく
「海」
です。
お着物に描かれた幾何学模様を、
不規則な大きさの”泡”と見立てています。
これから夏に向かう時期、
夏の到来を待ちきれない想いで
このコーディネートを楽しみます^^
(本当は暑いのが大の苦手)
「物語を決めること」
これにはもう一つ理由が。
それは、誰かに組み合わせの事で
何かを言われた時の理由にもなるからです。
例えば。
お着物で街を歩いていると、たまに
着物パトロールみたいなおば様方に
「あなた!その組み合わせは間違ってるわよ!」
なんて指摘されることも。
それが怖くて自信を持って着れない
なんてお声もチラホラ耳にします。
その方達にも悪気があって指摘している
わけではないと思いますから、
まずは素直に受け入れる事も大事。
しかしそんな時の理由になるのが、
「物語」
を決めておくこと、なのです!
何となく組み合わせているよりも、
一本筋が通ったコーディネートであれば
それ程強くは指摘されません。
(私が実証済みです)
あとは小物たちにお任せ!
帯と着物を決めてみたものの、
あと一歩しっくりこないんだよな~
と言う時は、
帯締め帯揚げに望みを託しましょう!
特に帯揚げは、お着物と帯の間に来る
いわば”つなぎ”のような存在。
帯にもお着物にも合うトーンの色を選べば
一気にコーディネートがまとまります!
また、帯締めは着姿のほぼ中心に来ますから、
ここにどんな色を持ってくるかで
全体の印象がだいぶ変わってきます。
たとえばこの組み合わせ。
合っているような・・・
でも、ちょーっと帯が明るすぎてういてる?
そんな印象を受けませんか?
ここで帯締め帯揚げを登場させましょう!
さて、いかがでしょうか?
かなり印象が変わったのではないかと思います。
帯揚げには、
帯と同じくらいの色のトーンを、
尚且つ着物の中に使われている一色を合わせました。
帯締めには、
あえて少し落ち着いた色を合わせ、
お着物に対して少し明るすぎた帯の色を
目の錯覚を使い、落ち着いた印象にまとめました。
色の力って不思議だなって
いつも思います^^
私は帯締めと帯揚げに
違う色を合わせるのが好みですが
もっとシックにまとめたい時には
帯締めと帯揚げを同じ色でまとめるのがおすすめです!
特に、訪問着を着るような場面では
逆に個性を出しすぎないよう
同じ配色で全体をまとめると
上品な印象にまとまります。
ぜひ試してみてくださいね^^
まとめ
いかがでしたでしょうか?
視点を変えるだけで
いつもと違う組み合わせが
思いつきそうだと思いませんか^^?
初めのうちは、
細かなルールなどに気を取られ
不安な事もいっぱいあると思います。
が、まずは楽しむ事が大切!
せっかく好きになったお着物ですから
まずはご自身が楽しく着られる方法を
見つけて頂けたらと思います^^
あなたのお着物ライフが
更に充実したものとなりますように!
本日も最後まで読んで下さり
ありがとうございました*
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