お子さんの大きなイベントの一つ、「七五三」
「子供の晴れ姿、せっかくなら他のお家の子とは少し差をつけたいなぁ」
と思っているあなたへ。
・レンタルと購入、結局どちらがお得なのか
・どこで借りるor買えば個性を出せるの
などを徹底解説いたします。
これを読めばあなたのお子さんに着せたい着物のイメージがむくむくわいちゃいます^^
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レンタル?購入?どっちがお得??
レンタルにするか、購入するか、、これは悩みますよね。
ここではそれぞれのメリット・デメリットについて検証していきます!
レンタル派
【メリット】
・コストを抑えられる
・収納に困らない
・豊富なデザインから選べる
・着付けやヘアメイクもセットでしてくれるところがある
・コストを抑えられる
レンタルと言えどピンキリですが、基本的には購入するより費用をおさえられるのが一番の魅力です!
・収納に困らない
張り切って買ったはいいが、どこにしまおう・・・
特に正絹のお着物なんて買おうものなら、なおさら気を使いますものね。
しかしレンタルならそんな心配もご無用です!
・豊富なデザインから選べる
レンタル衣装が普及している現在、お手頃価格でしかも豊富なデザインの中から選ぶことが可能になりました。
・着付けやヘアメイクもセットでしてくれるところがある
最近多いのは、レンタルと一緒に着付けやヘアメイク・前撮り撮影など、すべてがパックになっているところが多いので、選ぶ側としてはあれこれ迷わずにすむので助かります!
【デメリット】
・手元に着物が残らない
・兄弟や親戚で着まわせない
・ありきたりなコーディネートになりやすい
・着たいデザインが着れないことがある
・急な変更が出来ない
・手元に着物が残らない
思い出に残るのは写真だけになってしまい、少し寂しい気もしてしまう、、という事も。
また、手元にお着物があれば、お正月などにも着せることができます^^
・兄弟や親戚で着まわせない
兄弟・姉妹がいる場合、同じものを着せられないので、
結果レンタル料を人数分で足すと割高になってしまう・・・なんて事も。
・ありきたりなコーディネートになりやすい
最近では個性的なデザインも増えてきましたが、やはり無難なコーディネートにおさまりがちなのがレンタルのお着物。
個性派を目指すならば、髪飾りなどの小物を別で用意してつけてあげるのも一つの手です。
・着たいデザインが着れないことがある
「これがいい!」
と思っても、借りられてしまってやむなく他のデザインにする、という場面は少なくないようです。
やはり人気のデザインは集中してしまうので、早めに予約をしておくのがおススメです!
・急な変更が出来ない
”急に子供が熱を出してしまった・・・!”
イベント前にお子さんが体調を崩してしますという事は、よくある話ですよね。
予約時に、急なキャンセルにはどのよに対応したらよいかを確認しておくと〇!
購入派
【メリット】
・気に入ったデザインを着せることができる
・手元に着物が残る
・子供のサイズに合ったものを選べる
・予定を組みやすい
・気に入ったデザインを着せることができる
レンタルの場合、本当に気に入ったお着物があっても人気があって借りれない・・・なんて事もありますが、購入してしまえばそんな心配はありません^^
また、帯・着物、袴・羽織、または髪飾りなど組み合わせも自由がききやすくなるため、オリジナルコーディネートを楽しめるのも嬉しいところです。
・手元に着物が残る
思い出が写真だけでなく”お着物”として残すこともできますし、
ご兄弟・ご姉妹がいるお家であればみんなで着まわすこともできるので経済的でもあります!
また、お正月などのイベントにも気兼ねなく着せることができるので、
思い出の写真もたくさん残すことができます^^
・子供のサイズに合ったものを選べる
お子さんの成長はそれぞれです。その子に合ったサイズで着れるので気姿も一段と美しくなります。
・予定を組みやすい
急な変更や、通常レンタルだと混雑するであろう日にちなども、ご自分のお着物であれば何も心配することはありません^^
【デメリット】
・レンタルより高額になることがある
・お手入れをしなくてはならない
・収納場所に困る
・着付けやヘアメイクを自分で、もしくは美容院を予約しなくてはならない
・レンタルより高額になることがある
最近はお手頃価格なセットもあるとはいえ、レンタルに比べたらまだまだ高額です。
購入を検討する場合、今後活躍の場があるかどうかなども踏まえ、冷静に判断する必要がありそうです。
・お手入れをしなくてはならない
絹のお着物はとてもデリケート。
もちろん自宅では洗えませんし、しまいっぱなしは逆にシミになる原因でもあります。
購入後、しっかりとお手入れができるかどうかもよく考えたうえで購入を決断されることをお勧めします。
・収納場所に困る
お手入れにも通ずるのが収納場所です。
最近は、昔ながらの”桐たんす”を置いている家庭は少なく、クローゼットタイプのお家が多いことなどから
収納スペースをなかなか確保できないという悩みが多く聞こえてきます。
・着付けやヘアメイクを自分で、もしくは美容院を予約しなくてはならない
レンタルですと、着付けやヘアメイクをセットで行ってくれるところが多いですが、
購入した場合はそれらを全て自分で手配する必要があります。
美容院に頼まれる際は、とにかく早めに予約を入れることが大切です!
それでは実際、レンタルと購入するのとではどれくらいの価格差があるかを比較してみましょう!
レンタル・購入のお値段比較!
・レンタルの平均価格・・・約5,000円~50,000円
・購入時の平均価格・・・約20,000円~200,000円以上
購入にしてもレンタルにしても、相場的に一番高額になりやすいのは7歳のお祝い着です。
小物も多いですし、仕方がないですよね。
「購入した方が個性を出しやすいのはわかった・・・でもそんな高額出せないよ!」
「レンタルでもオリジナル感を出せる方法ないの?」
と思われた方へ朗報です!
購入する場合のコストを抑える方法、
そしてレンタルでこだわりのコーディネートを楽しむ方法をご紹介します^^
リサイクルを活用して経済的かつオシャレに!
購入=新品
と、思われている方が意外と多いのですが、ここでご紹介したいのはリサイクルのお着物です!
ヤフオクやメルカリなど、フリマアプリを利用するのも賢い選択です!
七五三のお着物は袖を通しても数回程度なので、きれいな状態のものがお安く出回っていることが多いのです。
また、アンティークのお着物屋さんに行くと、大正ロマンのような柄のお着物にも出会えたり。
レンタルでは出会えないような1点物を探すのも楽しいですよ^^
・ヤフオク https://auctions.yahoo.co.jp/
・メルカリ https://www.mercari.com/jp/
・ICHIROYA https://japan.ichiroya.com/item/search.php?sritem=006
・桃源 https://www.kimonotougen-net.com/
・たんす屋 https://tansuya.jp/
拘りのレンタルで個性を光らせる
”レンタルと言えば!”というような、大手のスタジオさんを頭に思い浮かべる方も多いと思いますが、
「ここのお店もレンタルしてるんだ!」
というようなところも実はたくさんあります!
ここでは、大手のスタジオさんではなかなか出せない、拘りのお着物を揃えたお店をご紹介します^^
・東京キモノガール https://snow-in.cc/tokyo/
レトロモダンのレンタルと言えばこちら!
東京キモノガールさんで取り扱っているお着物の雰囲気にピッタリな、
オシャレなスタジオとも提携しているので、素敵な記念写真を残せるのも魅力です^^
・灯屋2(あかりや) https://www.akariya2.com/rental/rentalkodomo.html
アンティークの良さを最大限に味わいたい方へおススメなのは灯屋2さんのレンタル。
「伝統美漂う祝い着」をテーマにセレクトした伝統の友禅染め、手刺し刺繍による絹糸の光沢、
手結びの帯による重厚感など、職人の手仕事ならではのぬくもりを感じることができます^^
・それいゆ
http://www.sojp.jp/rental753.html
レトロポップなコーディネートが多いそれいゆさん。
デザインも豊富で選ぶのも楽しいお店です!
また、お子さんだけでなく、お母さんも一緒に借りられるのが嬉しいポイント^^
・モダンアンテナ
https://www.rakuten.ne.jp/gold/rental-lettre/index.html
オシャレで印象的なラインナップ!
更にレンタル価格もお安いのが魅力的なモダンアンテナさん*
洋装のレンタルもしているので、お着物だけでなく可愛いドレスやかっこいいスーツも一緒に借りられるのも嬉しいですね^^
しかしこれまでご紹介したレンタル着物のお店には一つ難点があります・・・
それは
”ヘアメイクや着付けがセットではない”
お店がほとんどという事です。
「それは面倒だ!やはり全部セットのスタジオにお願いするべきか・・・」
なんて嘆くのは早いですよ!
特別感を演出するには、やはり”髪型”と”着付け”にもポイントがあるのです!
大手のスタジオさんではある程度決まった髪型やメイクがほとんどなので、
その中で個性を出してもらうような注文はしにくいものです。。
が、自ら美容院を選べば、髪型やメイク、帯結びなどの細かい相談も断然しやすいのです^^
美容院を選ぶポイントについてもまとめましたので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
美容室を予約する時のポイント
会場からの距離
お参りやホテルでお食事など、お着物を着て出かける先の近くで着つけてもらうと移動が楽ちん!
お着物を着なれないお子さんの負担を減らすためにも、しっかり事前にリサーチが必要です。
どこまでがセットか
着付け+ヘアメイク+メイクがセット価格なのか、それとも全て別々なのか、まれにわかりにくい料金プランのお店があったりします。
料金については事前に詳しく把握しておくと、当日もスムーズにお支払いを済ませることができます。
事前に伝えることは忘れずに
・肌のアレルギーがあるかどうか
・出来上がりイメージを明確に伝える
・髪質
・髪飾りはこちらで用意するかどうか
この4つはおさえたいところ。
慌ててなんとか予約をとったのはいいものの、
合わない化粧品で肌は荒れるわ、出来上がりがイメージと違うわ、、
なんて事のないように、余裕をもって予約をしたいですね^^
番外編|七五三の由縁
そもそもどうして七五三が始まったか、ご存知ですか?
江戸幕府五代将軍・徳川綱吉がわが子の成長を願って始まったという説が有力とされています。
当時の日本では食べ物や薬も今ほど豊富ではなく、
幼くして命を落とす子供が多かったため
7歳までは「神の子」と言われていました。
11月15日にお祝いするのはなぜか?
旧暦の15日二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)と言われ、何をするにも吉日とされていました。
また、旧暦の11月15日は収穫を終え、満月を迎える15日にはその実りを神様に感謝する月であり、
氏神様へその年の収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、ご加護を祈るようになったことが始まりと言われています。
(所説あり)
ではなぜ7・5・3歳でお祝いをするのか?
と、言いますと
元々奇数は縁起のよい数字である、という中国の思想からの影響もあるとされています。
それぞれの年齢に意味があり、
・3歳・・・「髪置きの儀」
それまでは髪を剃る習慣があり、それを卒業するお祝い
・5歳・・・「袴儀」
男の子が袴をつけ始めるお祝い
・7歳・・・「帯解きの儀」
女の子が大人と同じ、幅の広い帯を結び始めるお祝い
とされていますが、現在では性別関係なく3回全て行うお家も見られるそうです。
どうして千歳飴?
と言いますと、ちとせ(千歳)、つまり「千年生きる程長生き」という事と、
細長いその形状から「縁起の良いもの」とされてきました。
元々は、浅草の飴売り職人である七兵衛が売り出し流行した「千年飴」から始まったとされているそうな。
七兵衛さん、こんなにも”長い”歴史まで作ってしまって凄いですね!
さて、いかがでしたでしょうか?
お子さんへ着せたいお着物のイメージはわいてきましたか^^?
大切なお子さんの、一生に一度の晴れ姿、
素敵な思い出になるよう、妥協することなく準備をすすめていきたいですね!
3才お祝い着発売中!
実は3歳のお祝い着セットを手作りして、ネット販売しています*
私が作っているのは”お家で洗えるお被布セット”です!
なのでお手入れも簡単で、汚しても安心!
何度でも着せてあげる事が出来るので、思い出のお写真もたくさん残せます^^
あと一つ、今一番心配な事といえば「コロナウィルス」ですよね。
もしかしたら、スタジオなどで写真を撮るのは不安・・・と思っている方も
中にはいらっしゃるかもしれません。
今年七五三を考えていたけど、どうしようか悩んでいる、、と言う方にも
このセットはおススメです!
スタジオでなくても、上記の写真のように、
近くの公園や神社で写真を撮るのも、自然でとっても素敵です。
お手元にお着物さえ揃っていれば、いつでも前撮りが出来てしまいます^^
今は売れてしまい、かなり数が少ないですが、
これからどんどん制作していく予定ですので
ぜひこちらもご覧くださいね^^
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