補正の必要性
こんにちは!
あなたは着物や浴衣を着る時、ちゃんと補正をしていますか?
「よくわからないけど、とりあえず腰にタオル巻いてる」
という方も多いのではないでしょうか。
実はこの補正こそ、着姿を美しくする要なのです*
補正をしないと着崩れの原因にもなってしまうのです。。
「だけど、どうやるのが正しい方法かわからないし・・・
補正用パッドなども販売されているけど、
たまーにしか着用しないのに、買うのはちょっと・・・」
という方へ向けて、今回はタオルのみの補正の仕方をお伝えします!
これを最後まで読んで実践して頂ければ、あなたの着姿がより美しく大変身しちゃいます^^
補正を作ってみよう
では早速、実際に作っていきましょう!
胴回りと胸元にわけてご説明していきます*
胴回り
ウエストとヒップの差によって、使うタオルの枚数が変わります。
ウエストがくびれている方は3枚~4枚、
なだらかな方は2枚、スポーツタオルを用意します。
くびれをなくして、直線にするイメージです。
よく
「私、もともと寸胴だからいらないわ!」
という方がいらっしゃるのですが、どんなにふくよかな方でも1枚は必ず巻くようにしましょう!
ほとんどの方のウエストとヒップでは、段差があるので、それを真っすぐにするのが目的です。
また、タオルを巻くことで、タオルがクッション変わりとなり、
腰ひもの苦しさを軽減することができます^^
作る
まず、用意したタオルを縦に半分に折ります。
そしてそのうち1枚は長さを3等分します。
それらのタオルを重ねます。
長いタオルをまず一番下におきます。
タオルが3~4枚ある方はその上に長いタオルを重ねていきます。
この時、タオルの輪が下に、そして下に向かって少しずつタオルをずらして重ねます。
最後、タオルの真ん中に、3等分したタオルを置きます。
こちらも重ねるときは、少し下にずらします。
裏から見るとこんな感じです。
全て揃えてしまうと、体になじまず、仕上がりがごろごろしてしまうので要注意です!
巻く
巻くときは、まず、背中の一番くびれているところに3等分したタオルが当たるようにタオルをあてます。
そして、少し引っ張り気味に、長いタオルを前に持ってきます。
前で重ねるときは、必ず少し上に引っ張りましょう。
下に下げると、お腹が出ているようになってしまうので要注意です!
紐をとめて完成です*
ここの紐はそんなにきつく締めなくてもずれてきません。
なので、必要以上にきつく締め付けないように注意しましょう^^


胸元
デコルテ辺りが華奢な方は、胸元の補正をすることをおススメします。
すると、着物を着た時に、胸元辺りに変なシワもよらなくなり、
着崩れ防止にもなります^^
では早速作っていきましょう!
作る
まず、写真のように、タオルをVの字に折ります。
タオルの角を起点に、両端を内側に折ります。
更にもう一度、端を内側に降ります。
この幅は、ご自身の体の幅に合わせたサイズにします。
なので、私はこの工程を、自分の体のうえで行います。
こんな感じで↓
Vに折る
端を内側へ折る
自分の体の幅に合わせて更に内側へ折る
そしてそれをひっくり返して、体に当てる。
下は、腰回りの補正の中に挟み込むとずれにくいです*
これで完成です!
この補正で注意したいのは、肩のどの位置にタオルを乗せるかという事。
なるべく首側にそって置くようにします。
しかし、あまり首側に置いてしまうと、衿元からタオルが見えてしまいます!
なので、衿元から見えない、ギリギリのところに沿わせるようにします。
感覚的には、お着物の衿の下に、タオルがあるような感じです。
デコルテのみの補正
また、胸には補正がいらないよー!という方は、デコルテだけにタオルを置きます。
用意するのはハンドタオル2枚。
新しい物より、ある程度使って、薄くなってきたものの方が体に馴染みやすいと思います*
三角を2回折って、デコルテの細い場所へ、写真のように置きます。
この位置がずれないよう、そっと上から長襦袢を着ましょう*
このトルソーさんには、デコルテのみの補正の方があってますね^^
これで完成です!


おわりに
いかがでしたでしょうか?
美しく着物や浴衣を着るには、土台作りが一番肝心!
慣れてしまえば難しくないので、ぜひ挑戦してみてくださいね^^
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それでは最後までご覧いただき
ありがとうございました!
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