針供養ってなに?
こんにちは!
突然ですが、あなたはご家庭で使っている”針”が折れた時、どのように処分してますか?
「危なくないように、きれいに包んで捨ててる」
という方が多いかもしれません。
実は、そういう、折れて使えなくなってしまった針たちを供養する日があるのです。
そう、それが”針供養”です*
どんなことをするの?
針供養ですから、今まで硬い布を縫ってくれていた針を労い、感謝をする祭事です。
具体的には、大きなお豆腐に折れてしまった針を刺してあげ、
手を合わせ、感謝を述べます。
そしてその後、針たちは「針塚」へと埋葬されます。
針供養用に、とても大きな豆腐が用意されます。
この様な針塚に埋葬されます。
隣には、きれいな梅の花が咲いていました^^
どこで・いつ開催されるの?
針供養は、12月8日または2月8日に神社やお寺さんで開催されます。
主な場所は
・和歌山県 淡嶋神社
・千葉県 成就寺
・東京都 浅草寺
・京都府 法輪寺
・京都府 護王神社
・福岡県 警固神社(けごじんじゃ)
また、東京都中野区にある織田専門学校でも、毎年12月8日に行われ、
一般の方も参加可能となっています*
感謝するという事
私は今年、浅草寺の針供養に行ってまいりました。
法要の後、ご住職さまからこんなお言葉を頂きました。
「ありがとう」を漢字にすると「有難う」です。
これは、”有る”ことが”難し(かたし)”、すなわち
”ある”という事が、どれだけ大変で難しい事か、という事です。
針一本、一本に感謝するように、
日々の生活すべての事がらに、感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいですね^^
まとめ
いかがでしたか?
もしあなたがお裁縫をされるなら、ぜひ針供養に参加して
日ごろ頑張って縫ってくれている”針さん”にお礼を言ってあげてみてはいかがでしょう^^
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